他の変数の値を格納

広告

変数には数値や文字などを格納することが出来ますが、値を直接格納する以外に他の変数に格納されている値を格納することが出来ます。

具体的な例で考えてみます。

int var1, var2;

var1 = 100;

まず変数「var1」と「var2」を用意し、「var1」に「100」と言う数値を格納します。

var2 = var1;

次に「var1」に「var2」に格納されている値を格納します。この時変数「var1」と変数「var2」の格納場所を同じにするという意味ではなく、変数「var1」に格納されていた値をコピーして変数「var2」に格納しているだけです。「var1」と「var2」は別々の格納場所を持っており「var2」に値を格納した後でも「var1」には元の値が格納されたままです。

サンプルプログラム

では簡単なサンプルプログラムを作成して試してみます。

test7-1.c

#include <stdio.h>

int main(void){
  int var1, var2;

  var1 = 100;
  var2 = var1;

  printf("var1 = %d¥n", var1);
  printf("var2 = %d¥n", var2);

  var1 = 80;

  printf("var1 = %d¥n", var1);
  printf("var2 = %d¥n", var2);

  return 0;
}

上記を「test7-1.c」の名前で保存します。まずコンパイルを行います。

他の変数の値を格納する

コンパイルが終わりましたら「test7-1」と入力して実行します。

他の変数の値を格納する

他の変数に格納されていた値を別の変数に格納することが出来ることが確認出来ました。

( Written by Tatsuo Ikura )