プログラムのコンパイル

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プログラムを記述したテキストファイルをソースファイルなどと呼びます。このソースファイルから実行可能なアプリケーションである実行ファイルを作成するために行う作業をコンパイルといいます。

プログラムに誤りが無い場合にはコンパイルを行うことによって実行ファイルが作成されますが、プログラムに誤りがある場合にはコンパイルの時点でエラー表示されます。その場合には表示されたエラーを参考にプログラムを修正して改めてコンパイルを行うことになります。

それでは実際にコンパイルを行ってみます。今回は「Borland C++ Compiler 5.5」を使用します。(「Visual C++ 2005 Express Edition」又は他のコンパイラを使う場合でも基本的には同じです)。

まずコマンドプロンプトを起動して下さい。[スタート] >> [すべてのプログラム] >> [アクセサリ] >> [コマンドプロンプト]です。

プログラムのコンパイル

※コマンドプロンプトの詳しい使い方については「コマンドプロンプトの使い方」を参照して下さい。

プログラムが記述されたソースファイルが置いてあるディレクトリに移動します。

プログラムのコンパイル

ソースファイルがあることを確認します。

プログラムのコンパイル

では「test1-1.c」をコンパイルします。「Borland C++ Compiler 5.5」を使う場合には次のようにコンパイルします。

bcc32 test1-1.c

プログラムのコンパイル

エラー表示が行われていなければコンパイルは無事成功です。ではコンパイルによって作成されたファイルを確認しておきます。

プログラムのコンパイル

元々存在していた「test1-1.c」以外に「test1-1.exe」と言うファイルが作成されています。

( Written by Tatsuo Ikura )